つるみん

冷たい熱帯魚のつるみんのレビュー・感想・評価

冷たい熱帯魚(2010年製作の映画)
3.7
園子温の代表作の1つ。

そこは楽園のような熱帯魚屋さん。
美しい魚達に囲まれ陽気な音楽が店内に流れる。店員は全員若い女の子でお店は大繁盛。その店の店長を務める村田さん(でんでん)まだ誰も彼の本性に気付いていない…。

R18作品の衝撃作。
自分の中で園子温というと〝愛のむきだし〟〝ヒミズ〟そしてこの作品がまず浮かびます。彼の特徴を存分に発揮してある作品でした。
ふと思うのが園子温の作品ってそもそも映画なのかな?という疑問がどうしても鑑賞後、湧き上がるのです。正直、話の内容など雑で〝凶悪〟と比較したらその差はハッキリ分かります。それでも支持する人が多い園子温。恐らく彼の独特なテンポと引いてしまうほどグロさにハマる人が多いのでしょう。僕も嫌いではないです。

そして本作は高橋ヨシキさんが脚本を書かれているんですね。実際に起こった埼玉愛犬家連続殺人事件をベースにしていたとしてもそりゃ、このような作品になりますわ笑

題名が画面に出てくるまで約30分かかったような、、、。それも彼の特徴のひとつですね!
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