このレビューはネタバレを含みます
恐ろしいものを見てしまった…
やめればいいのに夢中で見てた自分も怖い。
人殺しさえしなければ、村田みたいな人はいろいろと活躍できたと思う。けれど同時に人殺しをすることで自信を得ていたなら、やはり人を殺さなければ村田は村田になれなかったのかな、とも思う。
「警察もヤクザも敵に回しながら、それでも自分の足で立ってるんだ」的なセリフを聞いたときは不覚ながらも頼もしいと思った。
人生は甘くない。
けど自分の足で立って、自分で努力をして幸せにならなければいけない。
そういう野心が足りないんじゃないの?とお灸をすえられたような映画。