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冷たい熱帯魚のstneのレビュー・感想・評価

冷たい熱帯魚(2010年製作の映画)
4.0
肉を刻み、どす黒い血が風呂場いっぱいに広がる。動物の肉を刻んでも、同じような音が響くのだろうが、人肉であるとわかっているからなのか、その音は気持ちが悪い。

視覚的にも聴覚的にも、不快感が伴う。そしてそれは感覚的なもの。

こういった映画に教育的な面を求めるのは野暮な話だろうけど、気持ち悪さを全面に感じられるこれらの作品は貴重だと思う、やっぱり。

人を殺すこと、バラすこと。それがなぜいけないことなのか。
それはシンプルに気持ちが悪いからで、それ以外の理由はない。
感覚的に気持ちが悪いから。
そしてそれは、論理的に説明できるものじゃない。

是非、この映画を観て、そして存分に吐き気を催してほしい。それがまともであり、そんなまともな自分を保って明日からまた生活できる。