頭のおかしなおじさんこと、園子温監督を代表する作品の一つ。事実に基づいてると聞いて驚きが隠せません。
吹越さんが名演技。まず吹越さん主役って時点でセンスあるよね。川のシーンが凄かった。アイデンティティが完全にぶっ壊れて、あの瞬間から彼の人格は変わってしまった。
良くも悪くも人間は人に影響される生き物。一番初歩的な人間関係でが家族であり、彼が娘を手放した時からこの家庭は崩壊した。この映画のテーマですね。ちゃんと家族に向き合っていこう。最後一瞬だけ向き合えたかな?向き合い方違う気もするけど笑
終始狂ってますが、邦画ではなかなかここまでやっちゃう人いないのでやはり重宝されてる感じでしょうか。個人的にはやはり!「愛のむきだし」の方が好みです。4時間で長いけど。
非常に紹介しずらい映画です。汚い部分から人について考える映画ですからね。まぁ愛情に飢えてる捻くれ者にはいんじゃないでしょうか。僕はもうちょい明るいラブが好きかな。