このレビューはネタバレを含みます
どろどろ生々しくて強烈でした。
視覚的にもラストの展開にも。
関わってはいけない人と関わってしまい否応なしに巻き込まれていく展開。
逃げたくても逃げれない。
守りたいものがあったから。
しかし見事に周りを巻き込んで狂わせて…。
無闇に人当たりがいい人間こそ、実はめちゃくちゃ裏が怖かったりするんですよね。
いや、こんな人が実際にいるということが本当に怖すぎる。
父親として、亭主としての尊厳を回復させ裏切った嫁を殺し自らも死んでいく。
それを目の当たりにした娘は高らかに笑うが観る側は笑える筈もなく。
嗚呼、生きるって、痛い。。。