この手の性と暴力の若者退廃恋愛ものってこの時代からあるのかと感動した。その背景にある運動との連関の問題は興味深いし現代のこの手の作品は社会との接続を描けていないと思うが別に面白くはなかった。安保闘争…
>>続きを読む大島渚監督作。若い男女が美人局をやり、逮捕されたりチンピラに絡まれたりして……という残酷物語。松竹ヌーヴェル・ヴァーグと言われたそうだが、悲壮な幕切れはアメリカン・ニューシネマ的でもある。60年安保…
>>続きを読むもっと外的な要因から立ち行かなくなる展開の方がもっと絶望感を感じれたかもしれない。
時代背景と言われたらそれまでだが、今で言う特殊詐欺か、通り魔殺人の犯人とそう変わらない。
己の超個人的な問題を…
時代の宣言と終局の予言。川津祐介の空虚な眼と打ちひしがれた精神は青春の残酷な様相を呈す。60年代映画のペシミズムは革命の失敗を内在していたのかもしれない。大島渚然り吉田喜重しかりゴダール然り。ハリウ…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
登場人物の行動原理だったりがよく分からん。女を水に沈めたり、水上の材木置き場でやっちゃったり、他人の情事中に平気で部屋に入る、恋人に美人局させる…時代のせいとかじゃなくて、別にこいつら60年代でも…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
ゴダールも絶賛した「松竹ヌーヴェルヴァーグ」と称される作品。
新聞の切れ端を敷き詰めたクレジット画面が面白い。真琴と陽子の常套手段、家まで車で送ってもらう。真琴が無理やりホテルに連れ込まれそうになっ…
©1960松竹株式会社