のんchan

C.R.A.Z.Y.ののんchanのレビュー・感想・評価

C.R.A.Z.Y.(2005年製作の映画)
4.0
ジャン=マルク・ヴァレ監督は
『ヴィクトリア女王 世紀の愛』
『カフェ・ド・フロール』
『ダラス・バイヤーズクラブ』
『雨の日は会えない、晴れた日は君を想う』
と観ていて今作は鑑賞5本目。
印象深い作品を作り続けていたのに、一昨年のクリスマスに亡くなっていたなんてとても残念です😢
不朽の名作ここにあり❤️

今作の主人公ザックがクリスマスに生まれたのに...何か因縁としか😥


1960年、カナダのケベック州でクリスマスに誕生したザックは男ばかりの兄弟の4男坊。
保守的なクリスチャンの家庭で、父親は軍で働き音楽好きだが昔ながらの古風な考え方。母親は信仰深く少し過保護気味だが、たっぷりと愛されて育つ。3人の兄もそれぞれ個性派だが、ザックは物心付く頃から自分のマイノリティに悩みを持っていた。父親がそれに気付き「間違った生き方をするな!人生で最高の喜びを味わえ!それは子供を持つことだ!」と決めてかかる。様々な葛藤がある中、良いことも悪いことも含め、一家が愛に溢れている姿を描いている。
 

とにかく音楽映画とも言えそうに良い曲が流れます🎶
それもそのはず、デヴィッド・ボウイが音楽を担当しているのです。ボウイの曲は「スペース・オディティ」だけですが、他にピンク・フロイド、ローリング・ストーンズ、ジェファーソン・エアプレイン、ザ・キュアー、ジョルジオ・モロダー、エルヴィス・プレスリーなども使われています♬

タイトルは父親の大好きなパッツィー・クラインの曲であり、アルバム名でもあるのだが、兄弟の名前の頭文字からってのが粋でした⭐️なんやかんやパパ憎めない💕


ザック役のマルク・アンドレ・グロンダンが段々と武田真治に見えてしまったのですが...💦
ちなみに、ザックの幼少期を演じていた可愛い子役エミール・ヴァレは監督の息子でした✨



※leylaちゃん、お陰様で好みでした、ありがとう💖
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