暗黒街の大物、エミール・ビュイッソンが脱獄した。彼は国際警察局を嘲笑うように犯罪を重ねる。昇進をかけて、ロジェ・ボルニッシュ刑事が捜査に乗り出す。
印象的なシーン
・ビュイッソンの冷酷な目
・追走のバイクの警官を躊躇無く射殺
・部長は国警の威信を気にする
・「肉体の悪魔」を観に行く約束が…
・地下鉄での尾行
・警察の動きに敏感 降りてすぐ乗る
・潜伏先レストランへ ガソリン給油
・ラヴィアンローズ
実話という事で、派手なカーアクションや銃撃戦はありませんが、どうやって逮捕できるかをじっくり見せて、なかなか面白かったです。
端正なアラン・ドロンの顔は勿論ですが
伝説の悪人を演じたジャン=ルイ・トランティニャンの冷たく狂った目付きが心に残ります。
恋人役や回りを取り巻く仲間達もいい感じでした。