モリーナ履修で鑑賞。
映画的には適度に軽く、適度に真面目で、真剣になりすぎずにアフガニスタン紛争のことを学ぶことが出来る、良い事実を元に製作された映画でした。
マーティン・フリーマンも出ているということで結構期待して見たのですが、内容的にも満足。
マーティンのイアンもすごく愛着のわくキャラでしたし、彼のエロシーンが見れるのもまたファンとしては嬉しい誤算(笑)
贔屓のモリーナ演じるサディクともあるか!?と思ったら、彼のアプローチは最後まで裏切られましたねw
権力者ならではの色んなアタックをしてくるのに、それを信念を貫き通して断り続ける主人公のキム強いwwwってなりました。
ロマンス要素も程よい感じで、後半の拉致後は怒涛の展開にハラハラしたのと引き込まれました!
個人的に元医者だった彼がすごくいい。
最後の別れの演出も良き。
イスラムの考え方に関する女性差別などは、ちょうど「星の流れる果て」を見たばかりだったので、色々と思うところがあり……モリーナのサディクが出てきた時も、やっぱりそっち側よね〜となりながら、ムーディを思い出してしまって、最初の登場でちょっと嫌悪感が(^^;←オイオイ
歴史を学ぶのにもいい映画ですし、キャストも豪華で見応えがあります。
紛争シーンでリアルな描写もあったりするので、そういうのが苦手な方は注意です。
音楽だけちょっとイマイチなところがあったかな……。
原題の"what the f*ck"のセンスはすごく好き。