夏に見た。(今年も残りわずかというのにレビューがとんでもなく進まない。)
山口県のローカルテレビ山口放送による、人里離れた山で暮らす老夫婦に密着したドキュメントが劇場公開。 ふたりの心は山にありましたー、というのがキャッチコピーであるわけだけれど、ばあちゃんの心に関しては、山というよりかは、じいちゃんにあるよなぁと思った。
(裏話としてはこのじいちゃん、相当なやり手で(女性関係)ばあちゃんは苦労しながらのベタ惚れだったらしい。いやでも、やっぱり結局自分のところに戻ってくる男を愛せる女は強いなと感じる。)
「老いるとは」というよりも、「生きるとは」を考えさせる良い映画だった。娘の顔が最後はばあちゃんそっくりになるのがまた良い。遠い私は、誰を愛し、誰と暮らしているんだろうと思った。
