にゃんちゅう

サマリアのにゃんちゅうのレビュー・感想・評価

サマリア(2004年製作の映画)
3.7
ヨーロッパに行くために売春婦と管理係としてタッグを組んでお金を貯める2人の女子高生の1人が死んでもう1人がいろいろおかしくなったら、その子の警察官のお父さんも狂っちゃう話。

すごい不思議な話。
最初は女子高生同士のレズビアンものかと思ってほくほくしながら観てたら中盤からひっくり返されてもうなにがなんだか気づいたら父が主役だったの?!みたいな。

最初ちょっとだけ出てきて、寝てる娘にイヤホンでクラシック聴かせて起こしたり、車の中ではキリスト?の寓話を毎日のニュースでえんえんと語ってたりして、なんだこの親父は…過保護なのかようわからんなあ、と思っていたら…。

女子高生2人が男と女の像から顔を覗かせて、くるくると笑いながらじゃれあい変な顔した子供や大人の像の隣に並んで座るまでのシーンがすごくすき。

そしてラストもきらいじゃない。
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