このレビューはネタバレを含みます
ドキュメンタリー作家は、単なる撮影者から、個の人間として相手から自然に受け止められるようになる(それは時間のお陰かもしれないしその人の人間性によるかもしれないが)、撮影したまま男性の作業を手伝ってい…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
同じ日本にいる人だけど、当たり前に囲まれてる人、物、環境が違くて、ドキュメンタリーなのに自分とは全く違う世界の話なんだと痛切に新鮮に感じた。
リアルっていうのは存在しているものだから、佐藤さんの発言…
津波で亡くなった人と生き残った人、母国語と外国語、カメラを向けられる人と向ける人、人間と自然、過去と未来、どれも繋がっていることの辛やさ力強さに気づかされる。その全ての記録。ボトルに絵を描いたり、年…
>>続きを読む種屋を営む佐藤さん、本業の合間に東日本大震災の記録を英語や中国語で製作する姿を描くドキュメンタリー。
英語の発音を判定する能力は持ち合わせておりませんが、英語を発する声量のパワー、津波のことを伝…
めちゃめちゃよかった。
佐藤貞一さんも、彼を見つけ出し映像にした監督もすごい。
監督と佐藤さんの関係性がそのまま画面に映ってるのがいい。
不器用だけど色々やってるのかと思ったら、ものすごく器用…
種屋の方のパワーがすごい。本当に賢くて強い人ってこういう人なんだろうと思う。そして、ある種の矛盾を受け入れることが前に進むこと、強くあることなのだと心底認識させられる。過去の地震や津波のデータから、…
>>続きを読む(C) 2016 KASAMA FILM+KOMORI HARUKA