息の跡に投稿された感想・評価 - 9ページ目

『息の跡』に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

小森はるか作品の長編デビュー作。一番好きかも。
まずはこの不思議なたね屋のおじさん、佐藤さんが素晴らしい❗️農業用種苗販売店の主人であり、なんでも自分で作りデザインし井戸まで掘るDYIの建築家アーテ…

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TenKasS

TenKasSの感想・評価

5.0

震災後にこの国とそれに準ずるメディアが辿った、内向きで自慰的な自己肯定は、震災を「辛かった思い出」としてパッケージングするキャンペーンとして「絆」に始まり「日本スゴイ」で強化され「復興五輪」で締めら…

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Tatsu

Tatsuの感想・評価

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まさに最新作がそうであったが、言葉について非常に誠実に真実を紡いでる作品であり、それでいて我々に映画というものの最大限の可能性を突きつけているような。ここ最近見た映像作品の中で最も勇気づけられる作品…

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無作為のように選ばれた人の語る事。
英語のモノローグだけになった時にふと気づく、どうして彼は英語で語るのだろう?

何一つ、本当の感情は語れないのだ。語れど、語れど、本当の気持ちだけは。

これは驚くべき映画でした。被写体になられた方があまりに魅力的。本物の研究者を見たという思い。彼がチョコレートの箱を切って、これは苗を入れるのに使うんだと言ったとき、ああこれが生きるということなのだと…

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菩薩

菩薩の感想・評価

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冒頭の「金稼げるんか?」→「稼げる様になります」「結婚して終わりだべ?」「終わらないっ!!!」のやり取りで既に掴まれたが、スーパー復興おじさん佐藤さんの強烈な個性及びバイタリティ、洋画の吹き替えして…

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踊り

踊りの感想・評価

5.0
やっと観れた…被災者の比較に意味はないというような言葉、公民館?完成時の人々の表情…
題材に種苗店を選んだところで既に相性が良いのだが、たね屋の佐藤さんが努力家・多才おまけに声が非常に良い。悲しい気持ちは消えないけれど、気仙魂は不滅。

@ポレポレ東中野

被災地でタネ屋を営む佐藤さんがとにかく魅力的で、その言葉の端々に知性を感じるし、英語や中国語をあの歳から学び、震災の体験を本として自主出版したり講演をしたりと、そのバイタリティに…

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花椒

花椒の感想・評価

3.4

相性が悪いのか、正しい見方ができてないのか?

小森はるか作品は「空に聞く」に次いでの観賞だが、高評価なのが私にはよくわからない。

監督自身は東北に縁はないが、東日本大震災のボランティアをきっかけ…

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