このレビューはネタバレを含みます
小森はるか作品の長編デビュー作。一番好きかも。
まずはこの不思議なたね屋のおじさん、佐藤さんが素晴らしい❗️農業用種苗販売店の主人であり、なんでも自分で作りデザインし井戸まで掘るDYIの建築家アーテ…
震災後にこの国とそれに準ずるメディアが辿った、内向きで自慰的な自己肯定は、震災を「辛かった思い出」としてパッケージングするキャンペーンとして「絆」に始まり「日本スゴイ」で強化され「復興五輪」で締めら…
>>続きを読むまさに最新作がそうであったが、言葉について非常に誠実に真実を紡いでる作品であり、それでいて我々に映画というものの最大限の可能性を突きつけているような。ここ最近見た映像作品の中で最も勇気づけられる作品…
>>続きを読むこれは驚くべき映画でした。被写体になられた方があまりに魅力的。本物の研究者を見たという思い。彼がチョコレートの箱を切って、これは苗を入れるのに使うんだと言ったとき、ああこれが生きるということなのだと…
>>続きを読む冒頭の「金稼げるんか?」→「稼げる様になります」「結婚して終わりだべ?」「終わらないっ!!!」のやり取りで既に掴まれたが、スーパー復興おじさん佐藤さんの強烈な個性及びバイタリティ、洋画の吹き替えして…
>>続きを読む@ポレポレ東中野
被災地でタネ屋を営む佐藤さんがとにかく魅力的で、その言葉の端々に知性を感じるし、英語や中国語をあの歳から学び、震災の体験を本として自主出版したり講演をしたりと、そのバイタリティに…
相性が悪いのか、正しい見方ができてないのか?
小森はるか作品は「空に聞く」に次いでの観賞だが、高評価なのが私にはよくわからない。
監督自身は東北に縁はないが、東日本大震災のボランティアをきっかけ…
(C) 2016 KASAMA FILM+KOMORI HARUKA