美しい星の作品情報・感想・評価・動画配信

「美しい星」に投稿された感想・評価

海辺の儀式
最高!

そうそう
救わなくちゃいけないのは
地球じゃなくて
人類だからね❤️
きっともっと昔、◯星人みたいなのが飛び交ってる時代に見たら面白く見れたのかもw

それにしても若葉竜也って影と言うか謎な役が目立つけと好きだなぁ。
娘と奥さんの話はリアルだった。
あと、挿入曲煩いw

…いつも思うのはリリーは女と◯◯したい、はいはいって思うのがオチ。(個人の意見🙋‍♀️)
Kuuta

Kuutaの感想・評価

3.6
若干理屈っぽく、映画として弛緩した場面もあるものの、基本的にとても刺激的なSFだった。

実態が掴めずに終わってしまうタイプのお話だが、解釈しかけては白紙に戻すを繰り返している私自身が「信仰」に振り回される今作のキャラクターそのものじゃないか!と思った。

誰もが現世に生きづらさを抱え、ここではない何処かに憧れている。父親(リリー・フランキー)は地球環境を憂い、母親(中嶋朋子)は水ビジネスにハマり、プロ野球入り出来なかった息子(亀梨和也)は後輩を見返すため政治の世界に飛び込み、視覚的な美醜のヒエラルキーにうんざりした娘(橋本愛)は音楽の世界に逃げる。それぞれが「信仰」と共に、生きる活力を手にする。

父親以外の3人は信仰と断絶してしまうが、父親だけは未知との遭遇よろしく空へ旅立つ(冒頭のシャンデリアとの対比)。しかしラストの彼は下界しか見ていない。結局「ここではない何処か」への思いは何があっても満たされる事はない。「何か忘れ物ですか?」というアナウンスが、虚しく響く。

例えば家族みんなが吐いてしまうシーンがあるが、その原因は断定されない。人間の体に合わない美しい水=地球に人間は要らないという、水星人の陰謀を読み取る事が出来る一方で、父は病気、娘は妊娠、母は誰も食べてくれない作り置きのシチューが腐っていた、と合理的な説明を付ける事も出来る。
自称金星人はただの昏睡レイプ犯だったのかもしれないし、佐々木蔵之介も、イケメンで人当たりは良いが中身の無い息子を捨て駒として利用しただけなのかもしれない。どこにも中心がない作劇は「桐島、部活やめるってよ」を受け継いでいる。

原作での核戦争の恐怖は、地球温暖化に置き換えられている。異常気象を日常の脅威とした吉田大八の判断は、2020年の今となってはより正しい選択だったように思える。

環境問題を巡り、世代間格差によって若者が不利益を受けているという主張は最近グレタさんで話題になったけれど、敵と味方の分断を強めてしまう恐れもある、危うい論法だ。「グレタは敵」と、非グレタ世代が彼女を叩く構図を誘発しかねない。

息子と父親の論争(この場面自体はセリフばかりでやや退屈だが)は、父親の吐血という形で強制終了する。今作において世代間の分断、信仰の対立は「家族として話そう」のセリフ通り、ポジショントークを離れた家族の連帯を介して修復されていく。

この展開に私は、批評家の東浩紀が家族について語っていた内容を強く連想した(というか今作絡みで監督を招いて当時イベントもやったようだ)。ちょっと脱線するが、以下は私なりの要旨。

「人が出会って生殖して子供を産む過程は無限の偶然で構成されており、コントロールは出来ないのだけれど、どんな人にも親がいるという事実だけは(今の生命倫理的には一応)変えられない。どんなに円満な家庭でも生まれたての赤ん坊は「よく分からない不気味な存在」であり、親は事後的に子供との関係を読み解き、家族の中に愛や正義があったとみなしていく。それは錯覚に過ぎないかもしれないが、人間は錯覚を重ねずには生きられない存在だ。そして、そうした曖昧な関係性において初めて、敵と味方の区別や損得の計算を超えた、人と人を結び付ける公共性が生まれ得る」

錯覚に頼らずには生きられないという人間の行動原理と、その原点としての家族という機能の再解釈。今作終盤の展開と被るなぁと。

仕事を休む、本を貰う、水を一本貰う。日常を非日常に変えていく些細なノイズ。3.11を意識させるカレンダーやエレベーターの演出。中盤のトリップシーンは異様なテンションの編集で音楽も素晴らしいが、日常がひっくり返る震災のメタファーにも感じた。福島が人間のいない「美しい星」になっているのが、かなりの皮肉に見える。72点。
J四郎

J四郎の感想・評価

3.5
三島由紀夫作品を「桐島、部活やめるってよ」等の吉田大八監督が映像化した映画。かなり変わったSFものです。
僕は原作は読んでませんが核の危機を地球温暖化に置き換えているらしいです。主演はリリー・フランキー。

リリー・フランキー演じる天気キャスターの父親がある日、火星人として覚醒。自分の番組で突然、わいは太陽系連合の一員じゃいと名乗り地球温暖化への警鐘を声高に訴え始めます。やがて彼の娘(橋本愛)は金星人、長男(亀梨)は水星人に目覚め不可思議な言動をとりはじめる。

色々と考察できそうな作品ですが、コレはあんまし上手くいってないな~っちゅうのが感想です。そもそも原作の時代の核危機と今の温暖化ではあまりに切迫感が違うし、温暖化って劇中の政治家が言ってたように利権が絡んでる部分もあり複雑なもの。核に変わる主題に据えるにはパンチが足りないかな?
でも一方的なメッセージ性にならんよう登場人物ごとに多角度な意見を取り入れているところはバランスが良かった。

ただこの映画、珍妙な演出を真剣にやってるのでヘンに笑えます。リリー・フランキーが、毎度テンポ良い音楽にあわせ繰り返す変なポーズは、天丼ギャグみたいでクセになる。お父っつぁんよ~地球温暖化よりてめぇの不倫問題を考えるのが先じゃ~ないかい?あと場を弁えない議論をしたりと不自然なシーンが多いので、コレはひょっとしたら映画より演劇向きの素材なのかもしれません。

三島さんの作品は読んだ事は無いんですが、人類を変えてやろうと地球に小惑星を落としたりして、純粋すぎる人よとか言われるタイプの人だったのかな。僕はそこまで急ぎすぎもしなければ、人類に絶望もしちゃいないスタンスなんで完全には共感できないかな。

良作とまでは言えませんが、出演者の皆さんは良い演技をしています。主演のリリーさんは元より、娘役の橋本愛が良かった。彼女の神秘的な美しさがこの役だと際立ちますね。ヘンな交信ポーズもこの子がすると非常に美しい絵に見えました。
橋本愛目当てで鑑賞。
三島由紀夫のSF小説を映画化と上映時に話題になっていた時から気になっていました。
ある家族が宇宙人として覚醒し、それぞれが地球を救うために奔走するストーリー。
楽しみにしていましたが、読解力が足りないのかよく分からなかったです。
コメディともヒューマンドラマともSFとも取れますが、逆にどれも中途半端に感じてシュールな楽しさが感じられませんでした。
狙ってそうなっているのでしょうが、わたしには響かず残念でした。
食塩

食塩の感想・評価

4.6
インチキ商法でも異星人でもアイデンティティを潰されても本当のことを言っても言われても帰る場所が違っても信条が違ってもよいのだと分かりました

このレビューはネタバレを含みます

よくわからなかったけど、水のマルチは許せん。駄目絶対。
金星のバンドマン、怪しいと思ったけどやっぱりね。
中学の時、ガッと三島を読み漁った時期があって『美しい星』も読んで面白かった記憶はあるんだけど、ラストシーンくらいしかしっかりとは覚えていない。あと安部公房の『人間そっくり』と混ざってる。読み直そうかな。

ある日突然自分が宇宙人であることを確信する、という展開は、ネット上でよく見る過激思想に"覚醒"した人たちの滑稽さそのものであり、自分は周りとは少し違う/けど何者でもない(コミュニケーション下手でへらへら、大学でぼっち、いい年してフリーター、寂しい主婦)感に苛まれる弱い人たちにとっての救済でもある。

ただ、彼らの"本心"からの活動は届けたい人には決して届かず(主人公たちはお天気キャスター、政治家秘書、ミスコン候補者、マルチ商法広報という情報発信側)、上の人間に搾取・利用されて挫折する。

彼らには家族の紐帯という救いがあったが、それもない人たちはどうなるんだろうか?

あと、映画としては序盤のコメディパートが映像で盛り上げるのに対し、後半のクライマックスが論戦でしかないので弱い。三島由紀夫並みの文章能力があればそれだけで引き込めるけど、それは流石に無理、といったところが残念。
feyummmmi

feyummmmiの感想・評価

3.0
なんかすごかった
さ

さの感想・評価

3.0
なんとも言い表しがたい映画
家族愛、人類愛、宇宙愛、、、橋本愛

キュッてポーズを決めるリリーさんがかわいいと思ってしまった

なかなかに楽しかったです
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