plantseeds

さよなら、ぼくのモンスターのplantseedsのレビュー・感想・評価

4.8
『心の奥にしまった思い』

レビュー連発の一日になってしまいました(笑)
本日最後はこの作品。
フォロワーさんのレビューを見せていただいて、グサヴィエドランに次ぐ、カナダの才能と言われているのですね。
ドラン作品は敬遠して見ていないのですが、この作品はめちゃくちゃ好みだったので、ドラン作品やっぱ見てみよう。

こういう作品はLGBTというテーマ以前に、マイノリティに対する偏見と、どう向き合うかという点で、非常に興味深いです。
そういう、意義をこういう作品はもっていると思います。

自分自身が、マイノリティだなあと人並に生活してきて感じることが少なくもあり、共感できるから、惹かれるのですね。

テーマ的に重い感じなんですが、自分としては作品を通してある質感が非常にグッド👍
質感がクセになるかんじ。
重たいけど、主人公の葛藤になんか目が離せなかったです。

保守的な父に、ゲイであることを悟られまいとする主人公。
父親なら、もっと息子に心を開いて、理解してあげようとかってないのだろうか。
自分が親だったら、なるべく歩み寄ってやりたい。

非常に重たい作品でしたが、素晴らしい作品でした!

毎度、固めなレビューになってしまうplantでございますが(笑)(;''∀'')
わざわざいつも長文読んでいただいているフォロワーさん、ありがとうございます(^^)
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