C級(B級?)に分類されるわりには
なかなか面白いアイデアのストーリー。
ゾンビのメイクや人体破壊描写も
かなりクオリティが高く好感が持て、ゾンビの数も多いことから 迫力もある。
ツッコミどころももちろん満載。
それくらいできの良い作品ではあったが
いかんせん無駄なシーンが多く感じられ…。
何度も止めようかと思った前半戦…この感覚はゾンビファンでないと共感できない苦しさか?
耐え忍ぶこと45分程…。
そこから飛躍的な巻き返しを見せてくれたB~C級映画だろうか。
前半はC級、後半はB級というところか?
ひとりだけ存在感がちゃんとある男アーチャー役をダグレイ・スコットが演じている。
感心したのはゾンビ成り立て、つまり新鮮なゾンビは走るが、腐ってきた古いゾンビはゆっくり歩いているなどと言う設定。
俗説かもしれないが『ゾンビ』の語源の由来を知り、本作のラストに投下される社会的なネタを観るとC(B)級の割には侮れない作品だなと思ったりした。