しめじゃん

ザ・プレデターのしめじゃんのレビュー・感想・評価

ザ・プレデター(2018年製作の映画)
1.0

昔の傑作が、その続編やリブート作品等によりぶち壊されてしまう昨今のハリウッド市場。ちょっと冗談じゃなくなってきている気がする。今作も完全に駄作。プレデターズとどっこいどっこいじゃねえかこれ。

やっぱり今の米映画は、"面白い映画を作るかどうか"でなく、"映画会社がこの先食っていけるかどうか"に比重がかかりすぎているんじゃないかな。

だから既に売れた実績のあるキャラクター引っ張り出して、既に売れたキャラクター引っ張り出したからにはやってることは変えないと…!みたいな強迫観念でバランス感覚完全に無くして。
結局何がしたかったのかわかんなくなっちゃったまま納期迫ってるしええい完成!って具合で公開させちゃったって具合じゃないのこれ。

ラストもラストでまあ…続編作らないと稼げないと言わんばかりの残念なオチ。露骨すぎて不自然だよ、それ。流石に白けた。

シュワ→グローヴァーの流れが好きな人は、思い切ってスルーした方が絶対良い。プレデターっていうブランドがまた陳腐で貧相なものになったのを感じるだけ。寂しい思いするだけ。以上。
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