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ザ・プレデターのtetsu0615のネタバレレビュー・内容・結末

ザ・プレデター(2018年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

面白くなかったとはいわないが…ウーン

今回のプレデターは1作目2作目に連なる作品らしく、ほんの少しだがそれについても言及されてはいる(しかしそれが活かされているのかは別だ)

いきなり始まる宇宙船でのチェイス、ここは掴みとしては良い感じ

軍人マッケナはとある任務中に宇宙船の墜落に遭遇、そしてプレデターと接触する。
仲間達を殺されるものの、なんとかプレデターの証拠を掴み、逃走に成功
それらを自宅に送るが、息子がそれを開けてしまい…みたいな展開に

証拠として自宅に送るまで良しとしよう、だが透明になれる装置を飲み込むのは…(必要になるかもしれないけどそんな未知の物飲み込むって…でしかもあんまり活かされないし)

で、息子さんの設定もまさかの発達障害?サヴァン?みたいな感じでどうにもそこに頼りすぎというかなんというか…

で、人類側はプレデターの研究を昔から進めており、女性学者も招き入れていた処、捕獲していたプレデターが目を覚まして逃げられる

で、頭がおかしくなったことにされたマッケナが連行されている同じバスの仲間たちと共に追跡を開始する…

正直な処、人類側(プレデターの存在を把握している側)の色んな行動に?マークまみれ

あんなにアッサリ逃げられるアホさに始まり、研究物持ち出した女性学者を即殺そうとするし、宇宙船確保に躍起になってるのは分かるが色々雑

そうなんか雑な展開が多くて、なんだかついていけない

ここからネタバレをどんどん交えます

プレデター側の目的は異種交配を繰り返して地球に住もうとしているらしい

で、今回最初にきたプレデターは裏切り者で地球側を救うために何かを持ってきたらしい(この辺なんで分かったんだっけ?もう覚えてねぇや)

で、それを追跡してきたのが今回の最大の敵である巨体のプレデター

とにかくデカくて凶暴なのは分かるが、プレデターならではの装備が活かされたり、透明になってどこからやってくるのか分からない狡猾さ、サーモグラフィーの視点を活かす(もしくは逆手に取られる)みたいな描写はなくプレデターらしさというと疑問(ある意味新しいのかもしれないが、もはやプレデターでなくても良い状態に)ホントに力でごり押しみたくなってたかなと

マッケナ率いる同じバスに乗り合わせたならず者軍団は良い個性を発揮しているとは思うが、過去が活きてくるような描写もないし、いつの間に良いチームになったの?だし、彼らが犠牲になっていくのもカタルシス不足な印象

政府?側もこんな状況に(こんな状況だからか?)グダグダしてるしどうにも頭が悪すぎる印象

最後のバトルもどうにも盛り上がりに欠けてしまったし、最後のあのスーツは…

色々雑でツッコミ処満載だが、プレデターと人類側の銃撃戦やバトルを楽しむ分には問題なく楽しめます
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