ペンソー

ザ・プレデターのペンソーのレビュー・感想・評価

ザ・プレデター(2018年製作の映画)
3.9
S・ブラック監督による"プレデター"シリーズ第4作。

中学生のときに友達何人かと観に行って、全員が「つまらない」と言って劇場を出てきた前作"プレデターズ"から8年、ついに「面白い」と言って劇場を出ることができた。

最初から最後までエンターテイメントに徹している。
次から次へと人間がグロテスクに死んでいき、ド派手な銃撃戦、アクション、主人公たちの笑えるセリフと雰囲気、かなり自分のツボにハマる作品だった。

取ってつけたようなほぼストーリー皆無の設定の中で主人公たちとプレデターが死闘を繰り広げ、とにかく人が死にまくる。死んでいく兵士たちのほとんどは「死ななくてもいいんじゃね?」っていうくらい無駄死になんだけど、そこが面白さの秘訣のはず。
そして思ったよりもグロテスク。ここまでグロいとは想定してなかった。人間は余裕で真っ二つになるし、内臓は飛び散るし、プレデターの怪力さと武器の鋭さがよく分かる演出だった。

主人公たちのセリフが絶妙に笑える。カッコいいシーンであえて外してくるのは最近のハリウッドの流行りなのかなーと思います。
ヒロインのO・マンがベッドで目覚めるシーンが一番面白かった。

主人公たちはカッコいいし、銃撃戦もアクションもカッコいいし、文句なしに最高のアクションエンターテイメントでした。
強いて言えば、プレデターにはしっかりマスクを被っていてほしかったです。マスクを被ったプレデターが見たかった。

オープニングの半端じゃない"スターウォーズ"感には驚いた。BGMもなにもかもが"スターウォーズ"にしか見えなかった。
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