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ザ・プレデターのneroのレビュー・感想・評価

ザ・プレデター(2018年製作の映画)
2.5
作を経るごとにプレデターがどんどんおバカになっていくようなのはなんで? 最初は地球人に理解できない恐怖の存在だったPさんたちもすっかり軍部のおもちゃと化してるし・・・。戦士として不気味ながら威厳のある怖さを感じたってのは、無印以外ではAVPくらいかなあ。

今作なんぞは人間たちの殺し合いばっかり。地球人はこんなに凶悪なんだよって?? そこにわざわざヤツラが兵器持ち込むってなんぞ? 行動動機自体がすでに訳解んないぞ。それとも今回はただのブリッジ? 
そこに持ってきてなんだか編集が雑。翻訳字幕が少々不足気味ってのもあるが、ただでさえ勢力関係わかりにくいのに、シーンの繋ぎが割といい加減で、ストーリーがスムーズに流れていかない感じを受けた。犬(?)も「プレデターズ」の獰猛なアイツと違ってまったく犬だし、「とってこい!」はねーだろ(泣)
そういえば監督のシェーン・ブラックって、最初のプレデターで速攻殺られるザコキャラで出てたんだよね。実はあんまりやる気なかったんじゃないのぉ?
とは言えB級の勢いはたっぷりと詰め込まれて、101分ちゃんと楽しめた。”板”バリヤーなんざサイコーだったぜ(苦笑)

さて、どうやら次は、サヴァン症候群らしいローリー君(ジェイコブ・トレンブレイ)とパパの二人が地球を守るためにプレデター軍団と戦うってことになりそうだが、なんだかなあ・・・ いっそ技術解析の結果、ヤツラの戦闘技術を獲得した地球人が新たなプレデターとして宇宙に進出していくってのは? 恐怖の地球人類、宇宙で総スカン!!www

次、早よ!
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