ケイスケ

ザ・プレデターのケイスケのレビュー・感想・評価

ザ・プレデター(2018年製作の映画)
3.8
ルーニーズにMr.都市伝説に似てる人がいて笑った。つまりもうプレデターによる人間選別は始まってるってこと!(文面じゃ伝わにくいモノマネ)

これなかなか面白くない?なんか点数低い気がしなくもない…。変人集団のルーニーズが可愛いんだわ!みんなキャラ立ちしてるから誰も死んでほしくなかった。バス強奪するとこのチームプレイ感すき。

シェーン・ブラック監督って1作目に出てたんですよね。この人『ナイスガイズ!』がめっちゃ面白かったです。今回もナイスガイズ並のブラックジョークが効いてます。ほんと死体ギャグ好きだな!

話はなんかしっちゃかめっちゃかでよく分からなかった(小並感)。プレデターの生態を掘り下げてるようで全然そんなことはない。姿も見せすぎで恐怖感も過去作より失われています。登場人物も色んなところをコロコロ移動して何してんだか分からなくなってきます。

でもなんか嫌いになれないんだよね。徹底的にB級を意識していて、どこか懐かしいスラッシャームービーを見ているような感覚が心地よい。徹頭徹尾「細けぇことはいいんだよ!」の開き直りが好みでした。

ルーニーズの死に方がちょっと雑なのが残念。人の命が適当すぎるのは別に良いんだけど、メインキャラの死がかなり後半に集中するため中盤に退場シーンの見せ場がなく少し退屈気味に。なんか遺品を弔うシーンもとりあえず足しました感が半端ない。

ただ、たまにはこういうバカ映画を観るのも大事だと思います。ちょうどいいガス抜きというか。これくらいの塩梅の『エイリアン』映画とかも見てみたいな。ブラック監督、撮っちゃいなよ(笑)