朝鮮王朝第21代王英祖(ヨンジョ)と息子思悼世子(サドセジャ)の確執の話。
ソン・ガンホの英祖は凄かった。この演技が観られただけで◎。
話し方、顔付き、歩き方だけでなく、
呼吸や、目に見えない心の動きまで全て表現しているような、
もはや完全に英祖になっていた。
威厳あり、
冷酷で
卑屈で神経質な英祖に。
ユ・アインも良かった。
先日、孤独な聖君イ・サンの映画「王の涙」が良くて、
時代を少し遡り、本格的なイ・サンの祖父英祖の映画を続けて観たくなった。
子殺し英祖のドラマは何作か観たが、
さすが…映画。重厚。
歴史物は結末がわかってるからこそ面白い。
王たるものは…
王として生きることは…
素晴らしい2時間だった。
(内容は重苦しいよ)
※老けメイクがやや残念