ここ１年向き合っているテーマでもある関係か
一番染み染みと伝わったメッセージは「物事を受容した際に手に入る自由=未来」
とりわけ「孤独」や時と共に増えていく「歳」など
誰しもに平等に与えられたことを自然と受け入れるのは
予期しないビッグライフチェンジの中でも自然と未来に繋がる真理なんだろうと
劇中のヒロインが夫に離婚され母に他界され仕事も時代の波に残されるも
誰よりも凛としていて美しく強く見えた
彼女が早足で飛び回るあっちこっちの大自然のように
それは正に苦しみを感じながらもありのままの世界を受け入れたからこそなんだろう
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『社会契約論』や『幸福論』などが引用される場面も印象深い
重すぎないタッチで観客に投げかけているメッセージなんだろう
自慢の弟子にご都合主義と批判されて反応する言葉も興味深い
私も闘った、過去には。しかしお年寄りは急進主義になれないの。
世代というのはこうやって継承されていく宿命なのかなと
P.s.
http://www.bunkamura.co.jp/s/cinema/lineup/17_things_to_come.html
170516 @ Bunkamura ル・シネマ 38本/55本
