Nちゃん

未来よ こんにちはのNちゃんのレビュー・感想・評価

未来よ こんにちは(2016年製作の映画)
3.1
パリの高校で哲学を教えているナタリーは、教師の夫と暮らし、2人の子ども独立して充実した人生を送っていた。
ところがある年のバカンスシーズンを目前に、夫からは離婚を切り出され、年老いた母も他界。
思いがけない出来事が次々と起こり、気が付けばおひとり様になっていた。


フランスの大女優、イザベルユペールの素晴らしさを思う存分堪能できる作品!
華奢な体をワンピースが包み風がそよぐ海辺を歩く姿や、マニッシュな格好で学校へと颯爽を赴く姿はいつだって凛としていてかっこいい女性を描いている。

女ができたからって離婚を切り出す夫、母親の死、孫の誕生、お一人様になったからといって立ち止まってはいられない。
時間は止まらず進んでいくもので、クヨクヨしていても時間は進んでいく。
お一人様だからってそれをプラスの考え方次第でプラスの生き方ができる。
少しの考え方次第で自分の未来が明るくなるのだ。
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