かなり内容の濃い映画だった。
題材がファッションと芸術という、私の関心にごく近いところにあったこともあり、考えさせられることが多く、一瞬で時間が過ぎた。
ファッションは芸術足り得ると私は思う。
しかし、世間では軽く見られがちであることや、それが故に生じるポリティカルコレクトが展示の障害となるという現実は、こうした裏側を見なければ決して気づかなかっただろう。
作り手の意図や想いを感じさせる箇所が目立ったように感じるが、わたしの考えとそう遠くなかったので不快ではなかったかな。
監督は絶対ジャスティン・ビーバー嫌いだと思う(笑)
ファッションの芸術性と商業性という一見相反する要素を、1つの形に落とし込むことが出来ることがアナ・ウィンターの凄さというのが納得。
就活中であることもあり、仕事とは、という面にもかなり意識がいった。
働くことの大変さも感じたけど、楽しみにもなったな◎
いろいろ書いたけど、とにかく出てくる人が豪華なので、それを目で追うだけでも楽しい。