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ある戦慄のnknskokiのレビュー・感想・評価

ある戦慄(1967年製作の映画)
4.3
密室の電車に酔っ払いが乗ってきて乗客が嫌がらせを受ける
人間心理の縮図を電車というワンシチュエーションで見事に切り取った傑作

こういう、ルールはシンプルなのに出来上がった内容は多様な映画が大好き

映画は、フィールド(場)を与えてそこに人間(因子)を放り込むだけでとても面白いものができる
小さい頃は虫カゴ(場)にバッタ(因子)を入れるだけで一日中眺めることができた

サッカーだってフィールドと選手だけでエキサイティングな展開が作られる
映画に限らず何かを作る時のメソッドは本当にこれだと思う

「たとえ妻でも間違ったやり方を正しいとは言えない」
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