Melko

グラファロ もりでいちばんつよいのは?のMelkoのレビュー・感想・評価

3.4
世の中敵だらけ!ネズミのちょっぴり危険⚠️な散歩。

マリアッチみたいな哀愁漂う乾いたギターの音に乗せて、子どもに聞かせる絵本が紡がれていく。
それは、弱き者がいかにして強い者から自分の身を守るか。
機転を利かせること、最後まで諦めないこと、堂々としていること
ネズミだけではない、人間社会にもいえることなのでは、と思ったり。

語りとセリフが穏やかでマイペースなせいで、ちょっと助長気味。20分ぐらいにまとめて欲しかったかも。
外国の作品、自分的には珍しく日本語吹き替え(しかなかったから)で鑑賞。それぞれピッタリすぎるほどの配役!特に、ネズミ山口勝平&フクロウ緒方賢一の、工藤新一・阿笠博士コンビの掛け合いは、ちょっと胸熱。笑
ヘビ役の中尾隆聖も、これ以上ないくらい、ピッタリ。笑

いじめられっ子や、体格の小さな者が、
意地悪で体の大きい者に立ち向かう際は、体じゃない、頭を使えということがよくわかる内容。賢く生きよう。
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