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しあわせな人生の選択のskm818のネタバレレビュー・内容・結末

しあわせな人生の選択(2015年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

末期がんで余命短い男のところへカナダから親友が突然マドリッドまで会いにくる。彼との4日間を描いた話。
その4日間で死にゆく男フリアンは、愛犬の引き取り先を探し、自分の葬儀の手配をし、アムステルダムに留学している息子に会いに行く。俳優として出演している劇場から、がんだということを知られて解雇されたりもする。
死期が近いというだけで、人の態度ってのは変わるもんだな。今までと同じようには付き合えなくなる。なんとなく構えてしまって不自然になる。親友トマスもフリアンの延命治療をしないという選択などに口を挟んでしまい、うっとしがられたりする。
息子なんで泣いてたのかなーと思ったら、すでに病気のことも余命のことも知ってたんだな。フリアンは別れた妻には本当のことを話しているんだなー。彼女といとこのパオラとトマスは本当のことを知っている。あとの人はそこまで知らないんだけど、病気だってだけで避けるから、犬の里親候補には引っ越しするとか旅行するとか嘘をついている。
フリアンのいとこのパオラさんとトマスがフリアンのことを思いつつ(だと思う)泣きながらセックスしている場面がよい。翌朝2人でエントランスに降りてきたトマスさんツヤツヤ笑。
いい話だと思うんだが、葬儀代とかアムステルダムへの往復旅費とかワンコのこととか、友情をダシにうまいこと利用されてるような気がしないでもないですwwwww 突然訪ねてきて内心フリアンも迷惑だっただろうし(親友と会えたことは嬉しいし結果的に楽しかったとしても)、このくらいは許されるのかな。
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