余命宣告された男フリアンと遠くからやって来た旧友トマスの4日間。
フリアンの唯一の心残りは自分の死後、たった一匹で後に残される愛犬トルーマンの事。
「瞳の奥の秘密」「人生スイッチ」のリカルド・ダリンとペドロ・アルモドバル監督の常連ハビエル・カマラが絶妙なコンビネーション。
自分の死を淡々と受け入れている友達に、トマスは時間もお金も協力を惜しまない。4日間が終れば2度と会えないのだから。
オランダに居る息子に会いに行く経緯がとてもコミカルなのに、全てを知っている様な息子との別れは美しく感動的だった。
邦題で損をしているのは間違いないでしょう。
今更こんな題名の作品、この2人が出てなかったら見てないと思う。
原題は犬の名前「トルーマン」