だからR15指定なのね、
という後半のシーンは、正直引っかかる。
とても1人じゃ抱え込めないつらさを慰め合う、というのは分からないでもない。
だけど、スペイン行きを後押ししてくれたのは誰?
奥さんだったやん…
頭からボヤいてしました。
でも批判している訳じゃないです。
いい映画でした。
人生の終わりには、
何をしたいのだろう。
何をしなくてはいけないのだろう。
そしてそのとき、
誰がそばにいてくれたら幸せなのだろう。
そんなことをぼんやり考える映画でした。
だからといって、湿っぽさは全くなし。
主役二人のやり取りが可笑しいのです。
必ずしも本音を言っている訳じゃない二人。
そんな彼らの言動を推しはかりながら観る、そんな感じ。
とてもよかったです。
例にもれず、この邦題なんとかしてー
原題はTruman
主人公の犬の名前。
観終わったあと、原題のセンスが沁みます。断然こっちでしょ。