このレビューはネタバレを含みます
男同士でしか言えないこともある、し、男と女だから素直になれるとこもある。馬鹿騒ぎしたり、一緒にふざけあったり、静かに沈黙を楽しむことができるのもそうだが、涙は見せたくないもんだ。たしかに。
静かに友情は積もる。死に直面しても、激情にはならないし、わかりにくいよねぇ。そこがいいんだけど。
死ぬとか生きるとか、重く考えさせるわけでもないし、しかめつらしく人生の意味や生きている価値を訴えかけるわけでもない。善とか悪とかじゃない、ただそうなのだ、ということを見せて、観客にじんわりとした何かを残す。ああ、うん、なんかうまく感想書けないけど、淡々と進んでゆく映画だけど、心に残った。
心に残らなそうなタイトルだったけど、見てみたら全然違うテーマ。そうか! センスのないタイトルで期待を(いい意味で)裏切られるってこともあるのかw