ゲイとして、ゾンビとして生きていく!
ベルリンで自分探しをするゲイのホームレスゾンビ”オットー”君がポルノ監督のメディナに見出され、ポルノゾンビ映画『デッド・ピープル』の主役として頑張るよ!ってやつ。
もうねオットー君がなんと腐つくしいことよ…
ゲイゾンビという偏見や差別にオットー君が本当の自分に向き合う姿美しい!
序盤は孤独なオットー君がゲイゾンビとして苦悩をしながら葛藤する憂鬱な一人旅がメインとなっており、そんなオットー君のぶらり旅の合間に『デッドピープル』なる後にオットー君が出演するモノクロなポルノゾンビ映画が交互に挟まれて進行していく作り。
とにかくスゲー不思議な映画やったですな。
モノクロやピンクがかったサイケな映像だったり、アバンギャルド感のぶっこみチャンプルー見たいな内容でポルノやゲイへのアートチックな演出が随所にあった。
特に作中作の『デッド・ピープル』の一場面で内臓を抉って食べてその傷口にチン子を挿入したり、裸のゾンビ達が切断された四肢に群がってしこしこ乱舞したり、とりあえずチン子チン子してた◎
知らなかったんだけどもこの映画の監督ブルース・ラ・ブルースはアート・シーンの異端児と呼ばれるくらいゲイポルノ界の中では巨匠並みの有名人で、知らない人はいないそう。
あのガス・ヴァン・サントにも大きな影響を与えたらしいが一体ヴァン・サントはどこに影響うけたんやろか?
とりま後半からこれでもかと肉棒が沢山観れるんで当分はシャウエッセン控えたくなるやつでした。