鉄コン筋クリートの作品情報・感想・評価

「鉄コン筋クリート」に投稿された感想・評価

か

かの感想・評価

3.5
とにかく背景が綺麗でセンスの塊。カッコいい。色んな文化の建築物やモチーフが日本の下町ベースにごちゃごちゃしてる風景がすごく好きです。バランスが素晴らしい。
キャラデザも癖があるけど自分は好き。東洋人の平たい顔好き。
ストーリーはシンプルだけどけっこうぐっとくるものがあります。クロの心の陰の部分を考えると、シロの存在がとても際立ちます。太陽と月って感じ。
ねじのセリフが好き。

あと蒼井優やっぱり好き、、惚れ直す、、
らい

らいの感想・評価

4.3
なんだか忘れられない作品
独特の世界観とボソッと
もう戻れないんだよという声
そして大好きなアジカン

すごく好き。好きな人と嫌いな人に別れると思うけど私はすごく、ひたすらに好き
なんだと思う。
映像◎。声優は割りとハマってる
くま

くまの感想・評価

3.9
混沌とした世界の中を飛び回る兄弟の疾走感が気持ちいい
蒼井優の少年役が予想以上のはまりっぷり
yukaa

yukaaの感想・評価

4.0
泣けるところがいっぱい。
初めて見たのは、上映当時の試写会でのことでしたが、当時はまだ幼く、この作品はただガツンと頭を殴って過ぎ去って行った記憶があります。成人してからようやく原作漫画を手に取り、これを読了した上で当時の衝撃に正しく迎合するべく、見直した次第です。なお、原作について非常に好意的な目線からの感想であり、映画については現時点で5度ほど見たところの感想です。

一番の見どころであるビジュアル表現について論ずるにあたり、まず始めに、もし、まだ視聴していない方々において、この街並みに惹かれるものがあるなら、間違いなくこの作品を鑑賞すべき、と感じています。というのは、自分はこの作品の隠れた主人公は「宝町」という舞台そのものだと解釈しているのですが、町をまさに「生き物」であるように、生々しく、湿っぽく、煙たく、色彩的に、鮮やかに描くその技量、美術表現へのこだわりはこの映像における一番の見どころと考えているからです。街に対する深い美術的解釈が、高度なCG技術によって見事に描かれています。この"生きている"街の中を二人の少年シロ・クロが自在に跋扈する。作品の大部分を占めるこれらの描写だけでも、鮮明な画として記憶に突き刺さることかと思います。街だけでも見てくれ!

キャラクターデザインは、原作と比較すると、松本大洋の画にある毒っ気と茶目っ気に対し、作品スタッフによる解釈が加えられ、原作よりもスマートにデフォルメされたデザインになっており、はっきりとしたシルエットになっているように思います。また、声優(特にシロ役の蒼井優は見事!)らの怪演により、原作中でも魂を感じられた彼らに、違和感なく声が与えられています。同時に、『鉄コン筋クリート』という優れた漫画作品にあった静・動の対比(主人公両名の肉体的アクション・大人の精神的コミュニケーション)についても細かくモーションが検討されており、空気感を損なわぬまま、映像という手法に見事に落とし込まれているように思います。クライムアクションの痛快さは十二分です。

ストーリーについては、やはりトータルで意味をなしていた原作からすると、描写不足に感じられてしまう点は多くなってしまった印象です。尻すぼみで何を伝えたいのか分からなかった、という感想が多く見受けられるのもやむを得ないと感じています。表面的にはどこかスッキリとしない終わりにも覚えるかもしれません。しかし、話の中で重要なキーとなる部分はしっかりと抑えられており、この作品に切り取られた部分だけでも、原作に描かれていた、2人の少年が、あるいは他のキャラクターたちが、この街で生きる意味は……と言ったことに考えを巡らせるには十分なものかと感じています。気になる方は繰り返しの視聴により、より近い距離でキャラクターに寄り添えるかと思います。

生きるもの、死んでいくものたちの持つ、生々しく気持ちの良い"気持ち悪さ"を巧みに描いた快作(怪作?)。最後に流れる名曲「或る街の群青」が沁み入るまでじっくり浸る価値のある作品です。
世界観が独特で面白い
良作
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