ryosuke

パブリック・ハウジングのryosukeのレビュー・感想・評価

パブリック・ハウジング(1997年製作の映画)
3.7
ワイズマン作品、人が座って長々喋ってるシーンは結構退屈に感じてしまう。
ちょっとこちらのコンディションが悪かったかも。
公営住宅を舞台にすると本当にほとんど有色人種しか出てこないのは凄いな。
やっぱりポリスが出てくるとグッと面白くなる。冒頭から引き込む。走って逃げるシーンが印象的。
店員も客も黒人ばっかりでゴリゴリのヒップホップがかかっている床屋は素敵。
赤ちゃんの泣き声が聞こえる中で避妊具の説明をされている光景がどことなく面白い。女性用コンドームの「リアリティ」というネーミングセンスよ。
音楽かけて踊ってるシーンも良い。黒人は子供でも腰の動きが違う。
薬の恐ろしさを語る人間の発話のテンポ感。
公営住宅出身で成功者となった男性が住民たちを奮起させようとするシーンで終了。ワイズマンにしては終了のタイミングにメッセージ性を感じさせる。
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