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透明人間のkrdbのレビュー・感想・評価

透明人間(2019年製作の映画)
3.8
「ハンドメイズ・オブ・テイル」で悍ましい表情のエリザベスモスを散々見慣れている人からしたら「またか…」となるかもしれない。抑圧された環境でボロボロになりながらも逆境に負けない芯の強い女性、この役が彼女は本当によく似合う。ある意味本作の「透明人間」の立ち位置というのはサブ的な、そしてメタファー的な要素で、一人の女性が困難に立ち向かい勝利を勝ち取る、という物語だと思えばこの作品の見方が変わるのかも。でも音楽の使い方ひとつにしても素晴らしく、スリラーとしても極上の作品でした。
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