みーちゃん

透明人間のみーちゃんのレビュー・感想・評価

透明人間(2019年製作の映画)
3.7
"The Invisible Man"が透明人間と訳された瞬間、なんだか幼稚で笑えるけども。

鑑賞中、ずっと知りたかったのは、エイドリアンが目指す終着点。それが、またリアルな存在に戻り、自分が思い描く"家族"という形をやり直すことだと分かり、全く共感できないけど理解した。一生、透明人間のストーカーのままでいいなら、ドラマになりませんから。(ときどき透明人間ならありかも)

で、セシリアは、最後、あのスーツを一着持ち帰ったと思うけど、きっと、警察に引き渡すことも、廃棄することも、しない、できないと思う。あれを手にした時、あなたならどうする?の問題提起みたいで、おもしろかった。