2020年225作目(劇場41作目)
観客の想像力を刺激する仕掛けが素晴らしい。
面白かったです。
監督の前作アップグレードが好きなので、
ハマるだろうと思っていましたが、
期待よりも楽しむことが出来ました。
始終飽きが来ない展開もさることながら、
透明人間というキャラクター設定と、
リアルな人間関係の問題がリンクして、
SFホラーとして昇華されているのが好きでした。
原作の透明人間になった科学者が、
狂気に陥る話から現代風にアップデートされ、
女性目線で語られるアプローチも良かったです。
7百万ドルの予算で作られたのが驚きで、
アイデア次第で低予算でも面白い作品が
生み出せるのはホラーならではですかね。
ミッドサマーに並ぶ今年のベストホラーです。