あのどうしようもない4人が20年の時を経てまた集まるなんて…！かのカルト的人気作の2作目をリアル経年変化の面子で撮るとはハードル高そう。半ば興味本位で観たが、なかなか良かった。
Choose your feature, choose life!(元はヤク中の人へのキャッチコピーだけど、今回は違う)の時のまくし立てるユアン・マグレガーがこの映画の伝えたいことの全て。余談だがユアンの英語は聞き取りやすい。
若いベロニカがダメおじさん達の女神。昔は良かった、ばかりの大人だけにはならないようにと気づかせてくれる貴重な存在なのかも。
ハイになった時に目が覚めるようなRadio GAGAはクイーン。その他にも今回もUK音楽の使い方が本当最高なダニー・ボイル。前作のオマージュを至る所に上手く取り入れていて、ファンの心をくすぐっているはず。個人的には、前作は若いのに希望が感じられない虚無感が強いというか、とにかく気持ち悪いという印象が強かったが、今回の方が気持ち悪さが少なくコメディ色強く笑えて良かった。。(ほっとしたよ笑)
防犯カメラ風の映像、差し色に使う鮮やかな緑色、クラブのトイレにいるかのような遠くで鳴る音、前にも増して無駄に(失礼!)スタイリッシュ。
そしてやはり最後までどうしようもない4人…
これは、、もう、、クラブのノリで見るしかないのでは。
