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3月のライオン 前編のリカットのレビュー・感想・評価

3月のライオン 前編(2017年製作の映画)
4.0
るろ剣の大友監督が描いた「三月のライオン」は、羽海野チカの原作からほんわか感を抑え、少年棋士の運命と孤独、個性豊かな棋士たちの生きざまを描いた、重くて熱い作品になってました。

スピンオフ何作作れるんだってくらい豪華なキャスティングのまま、NHK夜の連続テレビ小説をやってほしい!

日本の四季の美しさ、美しき眼鏡男子が揃い踏み(神木隆之介、加瀬亮、高橋一生、豊川悦司、中村倫也ほか沢山…)癒しの美人姉妹と心惑わす美しい姉など、ひたすら眼福。

神木くん演じる桐山零✖︎佐々木蔵之介演じる島田、伊藤英明演じる後藤✖︎島田の対決は見もの。対局シーンは画的には地味なのに、表情、呼吸、座り姿すべてから感情が伝わってきた。特に伊藤英明の抑えた演技は、普段以上にギラギラ感と色気がダダ漏れてた。

ほんわか感を求めてた原作ファンには割愛エピソードが物足りなく感じたり、途中「バードマン」みたいな音楽が流れて神木くんとパーカッションは合わないなと思うシーンもあるけど、後編も劇場で見ようと思います。
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