このレビューはネタバレを含みます
原作を知っている身としては、
丁寧に作っているなー。って感じだった。
正直、どこまでするの！？ってぐらい様々なエピソードを盛り込んでいたが違和感なく見ることができた。(原作を知っているからかもしれないが。)
演技に関しては、神木くんは言うまでもなく素晴らしかった。
キャスト発表の段階で、
これは…合うのか…？人気だけでぶっ込んできたなー。感のあった有村架純と学校の先生も見ているうちにこれはこれでありか。と納得した。
個人的には山崎の再現率わろたwww
終盤に血管がピクピクなっているのもよかった。
染谷将太の二階堂は若干うるさい奴だったが、まぁ許容範囲だった。
零との掛け合いでは、漫画より親友感出ていて、思わずほっこりした。(特にリムジンの中で将棋を指すシーン)
1番残念だったのが、BGM！！
視聴者の邪魔をしているシーンが何ヶ所かあったように思う。
特に、安井にプレゼントを渡した後に立ち去る所で、歩行→早歩き→走行の所で焦燥感や臨場感のような物を出したかったのか分からないが、とにかく邪魔に感じた！！
ここは、零の足音や息遣い、周囲の喧騒など自然の音でいいのに何故にドラム！？
うるさいわ！と思ってしまった。
プロの考えがあるのかもしれないが、個人としてはそこが1番気に入らなかった。
総合的には、あの濃い話を何とか原作やアニメ未読の人にも伝わるように頑張っていた。もちろん原作読了済みの人もより楽しめると思う。
