生きるために打つ
大友啓史監督 2017年製作
主演 神木隆之介
原作アニメファンの妻と共に前・後編連続で鑑賞。レビューも連投しますので、セットでお読みください(笑)
説明不要かもしれないが、本作はヤングアニマルにおいて10年もの期間連載中の羽海野チカ原作マンガの映画化。アニメ化もされ、現在もシリーズは継続中。そのため、後編のラストは映画オリジナルとなります。
それにしても、白眉は神木隆之介くんの演技です。どこを見ても零くんにしか見えない。「将棋しかね~んだよ~」と叫ぶシーンのリアリティ。すごい役者です。
対局シーンの佇まいとかは原作のままですよね。はぁ、すごい!まんま零くん。
そして、それは他の出演者も同様で、後藤九段役の伊藤英明さん、島田八段役の佐々木蔵之介さん、義理の父、幸田八段役の豊川悦司さんなど、みんな素晴らしい演技です。
後藤九段と島田八段の対局シーンは観ているこっちまで胃が痛くなった……
川本姉妹役の3人も良かったなぁ。
原作の絵とイメージが違うので、ちょっと心配しましたが、杞憂でした!終わってみると、良かった。
はぁ、僕もあかりさんに拾われたかった……
普通はあの場面の零くんを連れ帰らないでしょうって言うのは言いっこなし( ˘ ˘ )ウンウン
圧巻は染谷将太くんの二階堂くん。
1人だけ別次元\(^o^)/
いい奴過ぎて……泣く。くぅー( ᵒ̴̶̷̥́ _ᵒ̴̶̷̣̥̀ )
前編は対局にスポットが当たる場面が多く、将棋って凄い、プロ棋士って凄い、をまざまざと見せられますね。
僕がもう少し将棋に詳しかったら、もっと分かっただろうにとも思い、そこは悔やまれます!
それでも、格闘技のような対局場面と勝負がついてのカタルシスもあり、非常によい演出で、グイグイ話に引き込まれ、あっという間のエンディングでした!
そして、後編を観たい!と思わせる最高の前編になっていました\(^o^)/
実写映画化として大変素晴らしい作品でした!