光一

3月のライオン 前編の光一のレビュー・感想・評価

3月のライオン 前編(2017年製作の映画)
3.8
前篇!春が来ることを信じて冬の寒さを耐え忍ぶような、そんな世界観が続く映画です、「3月」だけに。特に、前篇は暗い色をしたボールを投げっぱなしにされる節はあるので、視聴する側にも「春を待つ姿勢」が問われている気がします(笑)。
 
内容としては、将棋の世界で闘う青年を中心に織り成される人間模様映画。自分の境遇を呪うことなんて誰にでもできる中で、「自分で道を切り拓いていくことの大切さ」を教えてくれる、力強い映画だなと思います。
 
「太った青年、声と目が染谷将太じゃない…?」と思ったら、本当に染谷将太で感動した。特殊メイクって凄いな…笑
 
ストーリー点4
監督点3
役者点5
映像音楽点4
印象点4
エモーショナル点3
追加点×
総合点3.8
 
ストーリー点…シナリオや舞台設定など。物語に魅力を感じたか

監督点…構成や演出などのセンス。不自然さを潰してリアリティを作れているか

役者点…俳優や女優の凄み、エキストラの質。キャスティングは適役だったか

映像音楽点…撮影や編集のクオリティー。グラフィックデザインや音楽は作品の世界観に寄り添えているか

印象点…作品として記憶に残るインパクトはあったか。個人的な好みはここに

エモーショナル点…笑えたかor泣けたか。感情の振り子を揺さぶられたか

追加点…同じ点数で並んだ他作品群よりも抜きん出ていると思えた場合は0.1~0.2点加算
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