シグのすけ

3月のライオン 後編のシグのすけのレビュー・感想・評価

3月のライオン 後編(2017年製作の映画)
3.7
後編がこんなにヘビーで怒涛の展開になるなんて聞いてない。完全に気を抜いてた。

思えば前編を観終えてヘラヘラしてた頃が懐かしい。まだ若く純真で世界は僕等のものだった。太陽は高く春風が僕等を包む。希望を胸に口笛を吹いて野原を駆け巡り、通りを踊りながら口にはバラ一輪、雨が降っても傘なんかささないわ、私は私の為に踊るストリートの妖精、そして夜のとばりに(誰か止めろ)

予想外の展開に取り乱してしまったが、原作を知らないので後編のそれぞれの葛藤に胸が苦しくなった。でも後半の伊藤英明は良かったね。三姉妹にも様々な事が降りかかる。四姉妹じゃないんだぞ。一人は叔母さんなんだぞ。さっき知ったけど。

将棋の世界以外のドラマも多かったけど力技で押し切られた。役者の熱演が光る良い映画だと思う。
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