前編とは違って、将棋を通して自分に負けない生き方を伝える映画。
将棋において心の中で負けを認めたとき、それは相手にだけじゃなく自分の負けも認めたことになる。
強く、たくましい映画だった。
それは、終盤で神木くんの表情が明るくなって陰キャラ要素がなくなったことに顕著に現れてた。
将棋しかないといいきれる人生も素敵。
有村架純ちゃんのように最初から自己肯定感が高い人と、
神木隆之介くんのように一度失って全部自分で手に入れてきた人。
温かい食卓で生活している人。
それぞれの人生。
メガネを外してる寝起きの神木くんがかっこいい。
「100%の解決なんて絶対にない。いっそのこと本人に聞いてみたらどうだ?」
「結果は大事だけどな、人に伝わるのは結果だけじゃない」
神木隆之介くんと佐々木蔵之介さんという、名前が似ている人同士の共演もよかった。