まず言うならば、え〜…『キック・アス』『クロニクル』『エクス・マキナ』等…
低予算で作られて、尚且つ日本では上映館数が少ない予想外の面白さ系映画。笑
完全に「なんじゃこりゃ?!」とタイトルだけに惹かれて観てきました。
“鋼鉄ジーグ”という「マジンガーZ」や「ゲッターロボ」等で有名な永井豪作品の1つ。
多分、原題をそのまま訳すとこのタイトルなんでしょうけど、日本的に言うなら「人呼んで!鋼鉄ジーグ!!」て感じですかね?笑
まぁあの〜…端的に率直に言えば、鋼鉄ジーグという作品があるんだという認識していれば内容は知らなくて大丈夫です。(※せいぜい主人公の名前くらい知っていればいい)
ヒーロー物映画です。だけど、「スーパーマン」「バットマン」「スパイダーマン」などと言ったヒーロー物とはまた別。ほんとどっちかって言うと雰囲気「キック・アス」に近い。限りなく人間的と言う点で。
全体的に陰湿なんですけど、ダレる事ないテンポよく進んでいきます。
んで、ちょちょいシュールな笑いを入れてきます笑
彼女を観覧車に乗せて腕力だけで観覧車をグルグル回すシーンは、笑っていいのか何なんだ?て感じでした笑
スーパーパワーを手に入れてスグ善い事に使わないで悪用してから善い事に使うキッカケ的なシーンまでの流れは良かったなーて印象でした!
ちょっとね、過激なゴア描写がちょいちょい挟まれるんで苦手な方はご注意を。
闘い方が不良とかワルのゴロツキの喧嘩でそこに非現実的要素をスパイスに追加した感じの演出は好感でした。
メインの敵がただの音楽好きの不良兄ちゃんて感じで、まぁいいキャラだと思うんですけど、大ボス感というかカタルシスを感じるには物足りなさを感じられずにはいられないかな〜と個人的には思いました。
賛否の分かれる部分だと思います。
まぁ主人公もお世辞にもヒーロー顔ではないし、そこらへんのガラの悪いおっちゃんなんですけど、これが良い。
スーパーパワーも、とにかく頑丈でパワーメッチャあります!てだけです笑
そして、特に何故こうなったかの説明もないです。
(観客に“あーこういうことかな?”て思わせるシーンがちょっと入るくらい)
鋼鉄ジーグ要素は何もありません笑
「じゃあなぜ?」て言うのは、彼女がメッチャ鋼鉄ジーグ好きで、ただ単に勝手にキャラや用語を主人公とか敵とかに当てはめてるだけです笑
だけど、アニメと歌は出てきます笑
続編を匂わす最後ではあったけど、見てみたい気持ちもするしコレで終わらせていいという気持ちもするし、、てな感じです!
長々と失礼しました!面白かったです!一見の価値ありです!