TAKA

皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグのTAKAのレビュー・感想・評価

4.2
2017-134-103-031
2017.8.17 塚口サンサン Scr.2

・闇の中でみつけた光
闇の中から生まれた光
・哀しみ。そして肉弾戦!
(追記。)
・鋼鉄ジーグのテーマが渋すぎる件(^_^)
・アレッシア

グレンダイザーがフランスで人気あるのは知ってたけど、鋼鉄ジーグがイタリアで人気とは知らなかった。
やっぱ緑色のアピール?(笑)
(* ̄∇ ̄)ノ♪

ダークなイタリアが舞台でしたね。
ローマなんだけど観光地は皆無。
そこが好ましい(^_^)

そんなダウンタウンで暮らす、ケチなかっぱらい、エンツォが主人公。

明日が見えない街で、
明日が見えない暮らし。
一匹狼のチンピラ。
死ぬまでただ生きていくだけ?
死なないから生きてる?

ジョジョ第5部、ジョルノ・ジョバーナが暮らしてたのってこんな街かな?
ふとそんなことを思いながら観てた(^_^)

そんな彼がある日、警官(?)に追いかけられているうちに、
え~っ!?!!(゜ロ゜ノ)ノ
てな理由でスーパーパワーを得る。
まさにB級!(* ̄∇ ̄)ノ(笑)

で、スーパーヒーロー誕生!( ̄▽ ̄)b

・・・なんてすぐにはうまく行かないよね(笑)
それが普通f(^_^;

力の使い途が分からない。
そりゃそうか。
で、くっだらないことやるんだけど、金の使い途も分からない。

日の当たらない場所から
日の当たる場所に出て
ヒーローになるって、
いやまっとうな暮らしをすることって
きっと凄く難しい。
序盤のダウンタウンの描写がそれを語っている。

闇って奴は深い。
闇はいきなり光にはなれない。
だけど・・・

彼の傍には小さな光があった。
仲間の娘、アレッシア。
鋼鉄ジーグの世界に暮らす娘。
性的虐待を受けていた過去があるらしい・・・心の奥底が閉じられている。

最初は邪険にするエンツォ。
疎ましい。
だけど・・・何故か放っておけない。

あんたはヒロシ・シバ(ジーグの主人公。ってかジーグ)なのよ。
人を助けないといけないのよ。

うるさい、この女(あま)。
人助け?何だそれ?おいしいのか?
f(^_^;

だけど二人は一緒にいて・・・
あの観覧車のシーンは素敵だったな(^_^)
心が通い始める。
エンツォの心が光に向き合い始める・・・

そこに現れる闇。
闇を覆いつくそうとする闇。
自らが闇そのものになろうとする男。

その時は突然に。
あまりに突然に・・・

エンツォは、闇とぶつかる!
肉弾戦!!(* ̄∇ ̄)ノ

シンプルな肉弾戦が、MCUに食傷気味になっている体に沁みる!ヾ(≧∀≦*)ノ〃

人々の日々の営みの幸せという光が
悲しみという闇で覆いつくされないよう
エンツォは戦う!

闇から生まれた光(^_^)

ネタバレはしない主義なのですが、ちょっと語りすぎたかもf(^_^;
ごめんなさいm(__)m

でも語りたくなる映画なんです(^_^)
闇から抜け出ることがどんなに大変か。
それがどんなに素晴らしいことか。

等身大のヒーローです。
その悩みが、肉弾戦が、涙が、
堪りませんでした(^_^)

・・・なんか文字にすると凄い真面目で重い感じにになっちゃったけど・・・気楽に楽しめますよ(^_^)
バイオレンス苦手でなければ(* ̄∇ ̄)ノ(笑)

追記。
・堪らないといえば
エンディングの鋼鉄ジーグのテーマが渋すぎます。f(^_^;
エンツォ役の人が歌ってるらしいけど。
こんなに渋い歌になるなんて・・・
びっくり~!\(◎o◎)/♪
歌詞も渋いぜ!(^_^)
渋すぎるぜイタリア版!(* ̄∇ ̄)ノ
・マジカルガールの女の子もアリシア。
幸薄い名前・・・?f(^_^;(笑)
でも、女優さん、素敵だったな(^_^)
・で、小指はどうなった?f(^_^;
・ジーグのアニメが何回かちらっと流れます。
その中で、敵幹部が司馬博士(ヒロシの父親)に対して、お前は狂ってる的なことを言うシーンがあったんだけど。やりすぎだ!みたいな。
(うろ覚えf(^_^;笑)
そらそうよね、人類の危機への対抗手段として、息子を勝手に改造しちゃうんだから。本人にも言わずにf(^_^;
かなりのマッドサイエンティスト(笑)
・・・このシーンが流れたのって、偶然じゃないんだろうな。
狂ってるのは司馬博士か、それとも世の中なのか。
エンツォは狂った世界の闇の中にいたのか。
TAKA

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