スピードスター

皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグのスピードスターのレビュー・感想・評価

3.1
しがないコソ泥のエンツォが警察からの逃亡中、放射性廃棄物を浴びてしまう。
何故か超人的な力を手に入れたエンツォは、手始めにATM強奪を実行する。

ヒーローもので展開もベタだけど、イタリア産なので独特の雰囲気はあります。
無駄にオッパイ出してくる辺り、ハリウッドとは一線を画しています。

一方の主人公はと言うと、ダメ人間だけど憎めないオッサンぶりがこの物語にマッチしていますね。

また、悪役の人が印象的でした。
小物界の大物感がよく出ています。
変態具合も素晴らしく、いいキャラに仕上がっていました。

続編があるならまた観たいと思える作品でした。