romio

皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグのromioのレビュー・感想・評価

2.1
窃盗で日銭を稼ぎ、AV鑑賞が趣味という汚いおっさんが、突然超人的な力を身につけて、さあ、どうなるというヒーローものでありながら、日常感のあるアンブレイカブル的な作品。

おっさんが不器用に力を使っていくのが見どころ。終わり方もかっこよく、今作がデビュー作という監督の次作も気になる。

おっさんの日常パートは良いのだが、一応今作の敵?立ち位置の男に魅力が全くないのが、俺にとって今作の最大の問題。
見ていてただ不快だったし、
バックグラウンドも父親から組を受け継いだだけの男で。ただビッグになりたいというあまりにも薄いペラペラの男。
非常に残念であった。
こいつらが、他の組と揉めたりするが、それもストーリーに必要がなかったし、男が武器を所持してもやることはデカイ組織を作るでもなく単身スタジアムに乗り込むという展開に驚いた。

ダメダメな男が不器用ながら成長していく様は良かったが、その他のパートがつまらなく。
俺のスコアは2点。
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