皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグの作品情報・感想・評価

「皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ」に投稿された感想・評価

TOY

TOYの感想・評価

3.4
2018年15本目

タイトルだけで惹かれて鑑賞したが意外にも面白かった。
チンピラの男があるきっかけで超人的な力を身につけ、ATM強盗などを働くが、精神疾患の少女に出会う事で、少女の憧れのアニメ『鋼鉄ジーグ』になっていくダークヒーロー的な話。

AV好きでチンピラな主人公や、少女の闇、ギャング組織の闇などシュールな部分が多いが、低予算で上手く仕上げられており面白かった。
keik

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3.5
良かったと思います。
鋼鉄ジークは名前くらいしかしりませんが問題なし!
子供と観るのは避けた方が良いかと。
人間らしい主人公と、心の病を持ったヒロイン。悪役としてもがくもう一人の主人公(と思ってます。)
人間ドラマでもあり、ヒーロー物でもあります。
爽やかさとは縁遠い、泥臭いヒーロー?もの。意外と面白かった。
無

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2.8
イタリアのダークサイドを一身に集めつつ、日本のアニメ「鋼鉄ジーグ」をフィーチャーした謎のカルトムービー。
ヒロインはイカレ女で敵キャラの男もイカレYouTuberでその他も結構イカレた人物ばかりなので、主人公のおっさんもまあまあ悪い事をしてるのに、比較的常識人に見えてしまい時々空気状態に。
YouTuberの男は目の周りの色素沈着が尋常じゃないけど普通にしてりゃ実はかなりイケメンなのではないだろうか。ちょっと腹が出てるけど。
良かった点が登場人物が皆イカレてるのと、ヒロインが無駄にエロい所しか見つからないwと思ったけど、劇中で「イル・ポスティーノ」の主人公の話をしてたので許す。
イタリアのショッピングモールみたいな場所にもしょぼいアニメイト的な店があるのに驚き!(セットかもしれないが)
鋼鉄ジーグ?世代じゃないから知らないけど、永井豪なのかな?マジンガー的なアニメが元でイタリアでは大人気だったらしい、ヨーロッパに限らず日本のアニメは昔から放送されてたし、アニメを観て育って影響された大人が日本以外で映画として生まれるのも納得。パシフィックリムとかもそうか。
アニメのシーンもチラホラ出てきたりはするけど全然違うアプローチ、どちらかといえばマーベルDC寄り、でさらに言えばアンブレイカブル寄りのリアリティがある。
でもこのアプローチは結構好き。 もうちょい金かかってたらとかアクション多ければとかはあるけど、永井豪へのリスペクトもお色気シーンなんかから感じる。
主役は割とおっさん…敵はトッティに似てるしジョーカーっぽさもある。
色々混ぜてるけど、一応ヒロイン?の女性の設定が新しい導入の仕方でオリジナリティもある。
50Kenzo

50Kenzoの感想・評価

4.5
常人を超える能力を手に入れたチンピラのおじさんが、色々あってナイスガイに生まれ変わるお話。

明日への希望もなく、底辺でのたうち回っていた主人公と敵役のジンガロ。二人の運命を分けたのは心の中に信じられる光があるかどうかだったんではないかと。

愛だろ、愛、と素直に思える良い映画でした(-_-)
Yuuki

Yuukiの感想・評価

4.8
孤独なおじさんエンツォはひょんな事からスーパーパワーを宿してしまうが、チンピラなので私利私欲のために使っていた。ある日、自分の殻に閉じこもって現実とアニメ「鋼鉄ジーグ」の世界を混同する女性アレッシアと出会い、おっさんがフルパワーでゴロツキを撃退する姿を見て彼を鋼鉄ジーグと重ねるようになる…な話

イタリア制作の、永井豪原作アニメを超絶リスペクトするダークヒーローもの。めちゃ面白い!!最高!!!生きることに希望を見出だせないきたねえおっさんエンツォがスーパーパワーに目覚めて、さらにヒーローの何たるかを知り尽くすちょっと頭のおかしい女アレッシアと関わるうちに自分のアイデンティティ・やらなければならないことを見つけ、目の前の悪を討つ…という胸が熱くならないわけがない勧善懲悪ストーリー。最高です。キーとなるのが「鋼鉄ジーグ」っていうチョイスもすごい!マジンガーZでもゲッターロボでもガンダムでもなく鋼鉄ジーグ!!圧倒的存在感!

鋼鉄ジーグをプロジェクターに写して二人で見ている時にアレッシアの情緒がおかしくなって、エンツォがぎこちなくスクリーンの前で抱きしめるというシーンがあるんですが、ここ、マジでめちゃくちゃ美しいんだよな〜〜こんなジーグの使い方あります!?みたいな。鋼鉄ジーグ本編自体は本当にひとつまみのスパイス程度の使われ方だけど、監督のリスペクト精神が随所に見られる素晴らしい構成でした。ジーグじゃなくても良さそうだけど、最後まで見るともうジーグじゃなきゃね!!!ってなっちゃうね

孤独なエンツォと天真爛漫なアレッシアというキャラが対照的な感じも、男が女に振り回される関係で実に良かった。情緒の不安定さは結構めんどくせっとはなるものの、その扱いづらさや脆さもエンツォの心情と合わさってストーリーに一捻り加えていい感じ。そしてそこに絡んでくるジンガロがまた悪役として100点のキャラクター!マフィアの世界でのし上がりたい欲求と、手下をコマとしか見ておらず自分が生き残るために媚び売り裏切り何でもする泥臭さとサイコ感が「エンツォの戦う理由」として機能しているんですよね…。かなり変化球を加えたヒーローものとしてかなり面白く見れるので、オススメですよ
脚本のアイデアが素晴らしい
こういう形で鋼鉄ジーグを出すとは驚き
鋼鉄ジーグって誰も呼んでない

ヒロインがなあ。。時々すげーババアに見えた

主人公の趣味がAV見ながらヨーグルト食うのだったりパワーを得て最初にすることがATMの強奪だったりなかなか斬新

盛り上がるまでに時間かかりすぎた印象

川に怪しげなドラム缶が沈んてたらとりあえず入ってみることにする

ワタシノナマエハ ヒロシシバデス
じょり

じょりの感想・評価

4.0
①要するに能力の優劣や有無じゃなくて人はまずハートありき度 100%
②ダメ人間エンツォの自堕落かつ無言実行な描写の潔さ 95%
③いつか人助けをして名前を尋ねられたとき、Myヒーローの名を答えてバイクで去りたい方の割合 4.8164%
CG無し・ゴツい技も無し、バトルは素人のケンカの如く地味。でもそれがメインではなく、本作が全編一連の流れに重きを置いてるの、分かります。逆にビームとかバンバン出したらオモンない作品だった…それもアリか。アツいしなかなかエモい!人外のパワー獲得を確信後の全力疾走がとにかく◎で、このシーンのためにナレーション抜きを貫いたのではないかと。EDのコンパクトな対決も好印象でした。コロッセオで勝負とかドラゴンへの道オマージュ…?また綿密な絵コンテを感じさせる、格調高すぎなVシネとも言える作風からは、今後期待したい監督ではないでしょうか。ATM強盗はロマン!
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