愚行録の奥のレビュー・感想・評価

人間らしい感情をまざまざと見せつけられる作品で引き込まれました。

たまにある醜い感情も、みんな持ってる。

罪悪感を持たなくていい。

生きること自体が愚行だと言いたいのだろうか？

出演者全ての愚行をリアルな映像をあえて映さず脳内で想像させる作りになっていて、生々しい映像を見せられた後よりもじわじわずっと後味が残りました。

終わってから考えると随所に人間の愚行が描かれており「人間の悪の部分」をこの作品が一番伝えたかったのかなと感じました。